日本初!3D対応 L字型LEDビジョン。
お客様のご要望はアドトラックに印刷物ではなく、映像を表示できるLEDビジョンを設置されたいということでした。一般的な貨物車両をお預かりし、トラックの左右と背面の3面にLEDビジョンを設置しています。
車両の周りがほとんどLEDビジョンで覆われてしまうため、発電機は天井排気菅で排気をコントロールし、排風については4台の換気扇を使用して後面のルーバーとの連携で排気をコントロールしています。
荷室に入るためのドアをキャビンの後方に設置し、大型のスピーカーや通行人の数を自動的に数えるAIカメラも設置しました。
設置当時世界最小 P2.6 屋外用LEDビジョン
高さ2m、横6m+背面2mで横方向のLEDビジョンは8mの長さになります。LEDビジョンの設置以外にも、サイドスカートや、発電機への給油口、車両の燃料が入れやすい様に工夫したワンタッチで開くフタなど、様々なアイデアを盛り込みました。
貨物車を改造するデメリット。
貨物車はアルミの板で覆われているだけのネジれ易い構造です。そのため、LEDビジョンを設置しても走行中にネジれが発生し、画面と枠のズレが発生する恐れがあります。そのため、LEDビジョンを設置するフレームは内側に設置し、独立させることでネジれに対応しています。
今回はご提供いただいた車両の改造になったため、貨物車を開口して改造しましたが、荷台をまるごと製作する案件では、さらなる剛性が高められ、排熱や排気をさらに効率よくまわせる構造で製作することもできます。
ご検討中の方は、車両を準備される前にご相談いただけましたら幸いです。